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学会前に刊行予定論文の限定公開 [仏教論理学]

 印度学仏教学会学術大会まで現時点であと5日となった。研究発表にパネルの発表と両方をこなすのは、大変なことである。その上、何度も『インド論理学研究』誌に寄稿しようとしては挫折してきたsvabhāvapratibandha関連の論文も、学会前に何とか仕上げなければと、最後の力を振り絞って(というわけではないが、ともかく綱渡りの時間配分をして)、テーマを極小に絞って、何とか論文は書き上げた。タイトルは、「svabhāvapratibandhaの複合語解釈」『インド論理学研究』第4号に寄稿した。

 今度の印仏学会でのパネルの内容に即したものであるので、パネルの前にも、関心のある方にはご覧頂ければと思い、まだ最終稿版下ではないが、Draft onlyということでPDFを期間限定で公開しようと思う。

 7月7日に、駒澤大学で2012年度第一回インド論理学研究会が開かれ、そこで、今回のパネルを終えての所感を話すことにしているので、その時までの限定公開としよう。『インド論理学研究』第4号は7月に刊行予定である。

 テーマは、文字通りsvabhāvapratibandhaという複合語をどのように分析し解釈するかということであると同時に、その前提として、いくつかの関係概念を整理した。使用したテキストは『プラマーナ・ヴァールティカ』ではなく、最も簡略な『ニヤーヤ・ビンドゥ』である。そのうちの第二章「svārthānumāna」の2.18〜2.24という短い部分の分析をしている。

 現在は、ツォンカパの二諦説についての研究発表を準備しているので、パネルの方の準備はそれが終わってから。大まかな内容は、こちらのページに上がっているものの予定である。この調子では、土曜日に研究発表が終わってからパネルの資料作りにとりかかるような予感がする。懇親会に出られそうもない。
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